吉野信子メルマガ2023年08月13日号【メルマガ16】:「コ」について(2023年8月13日配信)
メルマガ16:「コ」について
皆様
毎日暑いですね! お盆が過ぎると暑さも峠を越すと言います。もう少しの辛抱ですね!
8月の思念解説は、言霊「コ」で、思念は「転がり入る・転がり出る」です。数霊は「16」になります。
「転がり入る」とは文字通り、渦を巻きながら中に入るコトで、「転がり出る」とは反対に渦を巻きながら外に出るコトです。「コ」の一音が、どうして正反対の思念を持つのかと思われるでしょうが、カタカムナで読み解く宇宙は、すべてが「トーラス循環」していると捉えます。
トーラスの外から見ると、何かが転がり入ったと見えますが、エネルギーは常にゼロになろうとして動くので、同時に、何かが内から外へと転がり出ているのです。どちらの思念訳を取るかは、視点が外にあるのか、中に在るのかの違いです。これは「ヒ(数霊1)」の「根源から出る・入る」も同じです。根源とは基本的に「出てくる原点」なので、「出る・入る」と、「出る」が優先して書かれています。「コ」の場合は「根源」という言葉がないので「入る・出る」と一応「入る」が優先して書かれています。しかし、これも言葉を読み解く流れで、視点が外にあるのか、内にあるのかを見極めて決めて下さい。出入りするところが同じ場合は、「転がり出る・入る」の両方を取るコトもあります。
又、カタカナの「コ」とは上から左渦が転がり入ってくる形ですね!左渦とは生命エネルギー(トキ)を充電する方向です。逆に、右渦とは時計回りの方向で、時間が過ぎ去る・・・つまりトキ(寿命)を放出する方向です。これを「エントロピーが増大する」と言いますね。この放れるエネルギーを文字で表すとすると、コの反対の「匚」になるでしょう。
「自分」を顕わす漢字の「己(おのれ)」という字は、「コ(左渦)+匚(右渦)」が真ん中で一つに繋がった形をしています。そこから自身を顕わす「己」の形が表す意味は「寿命を頂き、寿命ある限り生きる」存在であり、それは循環していると言えます。
「オノレ」の思念読みは「奥深く(オ)から、時間かける(ノ)モノが、消失する(レ)」となり、渦の奥で、繋がり重なっているコと匚の「一+一=二(2)」が圧力(ニ)から放たれる命の振動「フ(2)」となって「転がり出ている(匚)」のですね。正に「己」の字は、「自分自身の命」を顕わしています。
又、数霊で「オノレ」は「40+20+24=84」で、84は「放れる(8)・トキ(4=ヨ「新しい」モノとは、常に新しく生まれ出る「トキ」をさす)」となりますね。ここでも思念と数霊と形霊(文字)の完全なる一致を確認できます。
又、コの数霊「16」は「1+6=7」で次元数「7・調和」を顕わします。調和とは「繋がっている」と言う意味で、コの「転がり入って、転がり出る」動きは、常に増減ゼロで「調和」している状態を顕わしています。
それでは早速、読み解きの練習をしてみましょう!
困る(コマル)
思念: 転がり出る(入る)・需要が、留まる
「転がり出る・入る(コ)、必要なモノ(マ)が、留まっている(ル)状態・・・本当に困ってしまいますね!
台風接近で外出できない、水道・電気も止っている時の私たちのようです。
数霊: (コマル)16+6+12=34(ロ・空間)
「ロ」= 「すべてが塞がれた空間」・・・困りますね。エネルギーが出入りする自由が欲しい!
形霊: (困る)ロ+木+ル・・・空間(口)の中に、閉じ込められ、エネルギー(木=キ)が、留まる(ル)。
「困る」の思念よみ、数霊、形霊のすべてが、「自由が許されない」という同じ概念を顕わしていましたね。
更新・交信・行進(コウシン)・・・(同音異義語の読み比べ)
思念:
更新→ (データーが)転がり入って(出て)、生まれ出る、強い示し・・・更新できてスイスイ!
交信→ (連絡が)転がり入って(出て)、生まれ出る、強い示し・・・お互いに理解し、行動が取れる!
行進→ 転がり入って(足を高く上げて、前に足を)、転がり出して、生まれ出る、強い示し(なるほど、両足は交互に回転し、前に進んでいますね!)
正に同音異義語は、周波数が同じ為、同じ思念を持つことが分ります。3つとも「前に進む状態」となりますね!
数霊: (コウシン) 16+19+23+48=106
「更新・交信」では、「思考する(10)需要・受容(6)」、つまり思考の結果、需要があると考えた対象を受容して、更新したり、交信したりしますね。「行進」では、「目的地を指向し、需要がある場所として受容した行動」といえますね。
又、次元数10(メ)は、十(ジュウ・トウ)でもあるため、数霊17の「ト(統合する)」の思念も共有します。
その場合、数霊「106」は、
更新 → 「統合する、需要と受容・・・必要がある需要を受容して、更新する」
交信 → 「統合する、需要と受容・・・需要のある情報の受け渡し」
行進 → 「統合する、需要のある目的地に行くことを受容する行為」が行進(行く+進む)となります。
どちらの思念をとっても全く矛盾がないどころか、あえて両方の思念で読み解くことで、更に詳しい本質が見えてきますね!カタカムナ思念表での読みトキが、如何に的確に言葉の本質を顕わすのかが分ります。
実は、この「言霊の法則」に例外はありません。言葉は森羅万象を表すので、例外を認めると、それは法則ではなくなるからです。万が一、例外が正しい場合は、思念そのものが間違っているので、修正する必要がありますが、私は今までその必要性を感じたコトは一度もなかったです。皆さんは安心してこの思念表であらゆる言葉を読み解き、覚醒へと繋がる道を歩まれるコトを心より期待します。これこそ他人でも神でもなく、自分自身で選び取った道です。今後、読み解く中で、「あれ??」、「何故だろう?」と立ち止まる箇所が幾つも出てくると思いますが、正にそここそが、貴方が、乗り越えるべき思考の難所なのかも知れません。
上記の形霊(破字による読みトキ)は、時間があればご自身でチャレンジしてみて下さいネ!
それでは今回はこれで・・・次回は「ト」を解説します!
どうぞお楽しみに!♥感謝
2023年8月
カタカムナ言霊伝道士 吉野信子