吉野信子メルマガ2023年11月14日号【メルマガ19】:「ウ」について(2023年11月14日配信)

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WRITER 吉野信子
カタカムナ伝道士
カタカムナ言霊伝道士。 2012年、カタカムナ ウタヒ5首6首にある日本語48音の思念を発見した。 言葉を読み解くツールとして48音の言霊を優しい言葉で表現。 「カタカムナ48音の思念表」として一覧表にし発表した。 又、カタカムナ ウタヒ5首6首...

メルマガ19:「ウ」について
皆様

皆さん、こんばんは!
11月3日から5日まで、カタカムナ学校卒業生の方々と、戸隠、安曇野、上高地、皆神山に行ってきました。3日間、暖かく、晴天で、鮮やかな紅葉もまだたくさん残っていました。
アルプス頂上にある白雪と青空のコントラストが、どこを切り取っても絵はがきのようでした!
澄み切った空気と、清らかで冷たい川の水に触れると、今ここに生きている事が、本当に嬉しくて有難かったです!でも、私は、一体、誰に対してこれほど有難いと感じたのか?・・・自然なのか、親なのか、神なのか・・・考えて見ると、どれも足りない気がしました! 只、それら全てによって生かされ、今、生きているコト、それら全てを感じられるコト、それがひたすら有難いのだと気付きました。

さて、11月の思念解説は、言霊「ウ」で、思念は「生まれ出る」です。数霊は「19」になります。

カタカナの「ウ」を破字して見ると
「1(上に伸びる方向)+ワ(☯調和)」となり、上へと出てくる「1(イチ=イノチ)」は、陰陽の調和(ワ)から「生まれ出る」と読み解けます。

ひらがなの「う」も同様に、「、(点)」+「つ(集まる)」と破字すると、

強く発信放射するモノ(、=テン)」は、陰陽が集まる(つ)ところから「生まれ出る」となり、カタカナの「ウ」も、ひらがなの「う」も矛盾なく、同じ意味を表します。
生まれ出る胎内で、調和し、集まっているモノとは、カタ(陰・肉体・生)とカム(陽・精神・命)ですね。

又「生まれ出る」の「生」の字を、破字にすると「ノ+主」で、

寿命を持った(ノ=時間をかける)+主(イノチの主)となり、生まれ出る自分自身を顕わします。

数霊「ウ」の「19(じゅうきゅう)」の意味を知るために、19の数霊を数えてみると、

ジュウ(33)+キュウ(85)=118(引き寄り・離れる)となり、永遠循環を顕わします。
つまり118の11が今(5+6=11)という「引き寄るモノ(ク)」の振動(1+1=2)であり、それが離れていく(8)と理解できます。「生まれ出る」と言う思念を持つ「19」とは、生まれ出る「10と9」の振動する命であり、引き寄っている2つが生まれ出て、失われる(8=離れる)という「命」の循環(8=∞)を顕わしているのですネ。

「九十=コト」は、日本語では、「終わり」や「死ぬ」コトを顕わします。例えば、最後を示す「卆業」や「砕く」の漢字には「九十」が含まれていますし、死ぬことを「コトきれる」などと「九十」で表現しますね。

一方、新たに蘇ることを「九十」を反転させた「十九(トコ)」と言います。「床(十九)上げ」と言う言葉は、病気から回復して通常生活に戻ることですね!又「常立」とは常世国「十九四⇒十九で新しくなる(ヨ・四)国」から、立上がって生まれ出る新しい生命を意味します。
そして、この九十と十九(19・う・生まれ出る)を顕わすマークがカタカムナの ㊉ です。
㊉ は生命を顕わし、○(丸)が回転して球体(九)となって、その中に十を抱き ㊉ の十から九のタマとなって又生まれ出るコトを意味しているのです。こうして九十⇒十九と移り変わり、今今今と過ぎゆく時を感じる幸せ・・・これが冒頭で述べた私の「有り難さ」の原因だったのかも知れません。
これは又、生死というサイクルでも同じ事が言えます。死とはやたらと恐怖するモノではなく、新たな生へと繋がる過程です。只、生まれて死ぬ・・・その過程の人生をどう感じて生きるかに意味がある。自分だけに与えられた大切な大切な時間ですね!

それでは次に、「う」の付く言葉を読み解いてみましょう!

うしろ(後ろ)

思念:うしろ
生まれ出てた(う)コトを
示す(し)、
空間(ロ)
* 生まれ出る前や途中に後ろの空間はありません。母から切り離され、後ろの空間を持つということは、胎内から自分が切り離され独立したことを意味します。つまり後ろがあるとは、生まれて外に出たと言うコトになりますね・・・なるほど!

数霊:(うしろ)19+23+34=76・・・調和する(7)受容(6)
*自分がどこに行こうと背中にくっついて離れず、自分の動きを受容している「間」とは「後ろ」ですね!

形霊(文字):後ろ
彳(ぎょうにんべん)・・・内向きのエネルギーが、新しく生まれ出て(ぎょう)、
強い圧力を受け外側に出た(にんべん)
幺(糸がしら)・・・伝わる統合したモノ(いと)の、内なるチカラが示す場にある(がしら)
夂(チ)・・・凝縮
*これ、難しいと思いますが、正に、歩いている自分が創り出す後ろの空間という感じですね。凝縮は徐々に失われゆく影みたいな・・・イメージしてみて下さい!

うきぶくろ(浮き袋)

思念:うきぶくろ
生まれ出た(う)
エネルギーが(き)
下へと増えて(ぶ)
引き寄る(く)
空間(ろ)
*「浮き袋」を使うシチュエーションをイメージして下さい。海や川、プールなどの水中ですよね。そこで、生まれ出たエネルギーとは「浮き袋に入れた空気」ですね。その空気が、水中の下の方に増えて、浮き袋にいる自分は上に引き寄ってくる(浮かび上がる)空間を「浮き袋」というのですね!なんと面白い!

思念の読みトキは、その言葉が持つ情報やシチュエーションを駆使してイメージすると理解しやすくなります。又、意味の分らない言葉でも、きっちりと思念通りに読み解けば、逆に、何を指しているのかが分るようになります。思念、数霊とはその言葉の本質を正確無比に顕わすので、しっかりと法則通りに読み解けば、古代語でも、外国語でも、宇宙語でも理解できると思います。

数霊:(うきぶくろ) 19+29-2+11+34=91(発信放射が根源へと入る・出る)
*浮き袋とは「全力でパンパンに吹き込んだ空気が袋に入ったモノ(発信放射が根源へと入る)」であり、水の中に入れると、今度は、どんなに深く入れても、ビューンと発信放射して浮かび出て来るモノですね!

形霊は今回は省略します。良かったら皆さんでチャレンジしてみて下さい!
又、「ウ」の付く言葉も3つ捜して、読み解いてみて下さいネ!

それでは今回はこの辺で、カタカムナの思念は「全ての扉を開くカギ」です!
12月は「ノ」を解説します! どうぞお楽しみに!♥感謝

吉野信子のカタカムナ思念表は以下からダウンロードできます。
https://katakamu-na.com/surei/

告知です

11月26日に大阪府高槻市の今城塚古墳(継体天皇陵)にて古墳フェスがあります!
カタカムナ学校の卒業生の皆さんがクリエイターとなって、
カタカムナに関する素敵な作品を展示・販売いたします。
ブース名は「古代文字カタカムナブースへようこそ!」です。
今年はガチャガチャマシンでの「カタカムナ48音おみくじ」もあります!

吉野信子のカタカムナ学校も色々なカタカムナグッズを出展します。
皆さん是非おいで下さいね。

2023年11月
カタカムナ言霊伝道士  吉野信子



配信日:2023年11月14日