吉野信子メルマガ2022年10月03日号【メルマガ6】:「マ」について(2022年10月3日配信)

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WRITER 吉野信子
カタカムナ伝道士
カタカムナ言霊伝道士。 2012年、カタカムナ ウタヒ5首6首にある日本語48音の思念を発見した。 言葉を読み解くツールとして48音の言霊を優しい言葉で表現。 「カタカムナ48音の思念表」として一覧表にし発表した。 又、カタカムナ ウタヒ5首6首...

皆様

皆さん、お元気ですか?
秋分が過ぎて、漸く秋らしくなってきましたね!秋風が心地よく、紅葉も楽しみです!

今回の思念の解説は「マ」で、思念は「受容・需要」。数霊は「6」です。結論から言えば、
① 「マ」とは、生命体の「心」を指しており、
② 同時に心で描いたモノを現実として生み出す「子宮」でもあります。
③ 又、それは「今・今・今・・・」を生きている肉体(陰)の中に生まれ出る「今の空間」です。
「イ=陰」の解説でもお伝えしましたが、破字にすると、
阝(コザトヘン)は、陽の項で述べたように「カタカムナ・フトマニ」を顕わします。命の核です。
阝+今+云⇒つまり、命の核(カタカムナ・フトマニ)の中を今(イマ)と云う。と読めます。と書きました。
「マ」とは、陰の中=凹の窪みで、陽の凸が統合する空間です。

つまり、この「マ=6」こそ、神道で云う「フトマニ⇒二つが統合する間の2つ=凹凸の中=カタカムナ」の実体です。全てはこの「マ(心)」が大きく膨らむかどうかで、動き出します!

マ(間=空間)とは、「心」であり、「母の子宮の中」であり、「今」という瞬間が創り出される場所。
命を産み出す「子宮」という「宮」なので、神道ではこの「マ=6」を神の宿る場(宮)として神社という形に祀っているのだと思います。

そしてそれが「マ」の「6」番という数霊を持つ「子宮」ということは、この音を持っている陰とは・・・そう!
③  「ママ」とか「マミー(マの実体)」・・・つまり「お母さん」のコトを顕わしていますね!
母の胎内に、父が精子として入り、その父と母の「子」が母の胎内から生まれ出る・・・ヘブライ語では「お母さん」のことを「イマ」と呼ぶそうです。正しくこの「マ」の思念とピッタリです!

④  そして、数霊は「6」・・・とは、「六芒星」を顕わしています。
なので、六芒星とは、母のことであり、心であり、今であり、子宮を顕わしているのです。
形は、△+▼=マカバ(六芒星)です。つまり2つの三角形を逆向きに重ねた「六角形」の形を、統合した三角形という意味で、カタカムナの数霊は「103」は「統合した三角形=六芒星」と読めます。
又は、10=メ・目・女なので、目の実体となります。ここは三角形なので、ピラミッドの形にある目」と読め、103は、「プロビデンスの目」を顕わします。

⑤  つまり、カタカムナとは、女神(心)信仰なのです。その中と外を循環している光こそ、陽という「父」と母から産み出された「全ての子供達(命)」の陽光です。だから縄文時代の土偶は全て女性、妊婦・・・それは壊されて命を産み出す母の愛、つまり、命を守る文化・・・だから縄文時代は1万年以上も戦争がなかった・・・とつながってきます。

⑥それでは具体的に、この「マ」という概念をイメージしてみましょう!
前回、前々回の思念解説は、ヨ(4・陽・新しい)、イ(5・陰・伝わるモノ)
で「陰陽(勾玉)のトーラス構造」を顕わしていましたが、今回のマ(6・受容・需要)とは、
その陰陽の球体(生命体)の中に生まれる「トーラスの穴」のことです。
この穴には「扉」が在り、閉じたり、開いたりします。閉じている間は、今という「気(エネルギー)」がチャージされる時間で、トキは止まっています(イザナギ=凪)。しかし、止っている「今」という心の中で、心の持ち主が「思い描くモノ」が振動し始め、膨張してきます=(空間)。そして、今の中で思い描いた振動が、振動した分だけ、殻を破り外に飛び出して、回りを共振させながら心の時空間が現象化します。光として出てきた貴方(子・子音)を、母イザナミは、貴方が発した言葉の音霊として、日本語48音の母音となり、貴方を護っています。「マ=間」とは、つまり、時「間」、空「間」という「時空間=命」が生まれ出るトコロなのです。

しかし、心に描いた貴方の振動が足りなければ、貴方の思いは、そのまま萎んで消滅するか、他の振動に飲み込まれてしまいます。その時は「やっぱり夢は叶わない・・・」と思って諦めてしまいますか?
諦めるか振動し続けるか・・・ここが分かれ目です。
これが分かれば、夢を実現するには、振動を強化する「意志=石」が大切なことが分かりますね!
だからアマテラスの太陽神は「天石屋戸」という「石=意志」から甦るのです。

又、思念ではどうして「需要・受容」と全く反対の意味を持つモノ同士が、同音異義語というだけで入っているのか?と思われるかも知れませんが、音が同じということは、その本質は同じ振動を持ち、同じであると言えます。同じ音が違う結果を生み出すとすると、宇宙は振動で動いているとは言えなくなります。直ぐに崩壊してしまうでしょう。

⑦ カタカムナの構造は全て循環するトーラスです。自分が発信したモノを受信している。自分から発信できないモノを受け取ろうと思うと、自分自身がそれを発信できるように変わらなければいけない。
もし、自分が変わろうと決意して実行できれば・・・自分の心(宮)を変えることは何時でも可能です。
それを自分が変わらないで、受け取るモノ(相手)だけを変えようと思うと、不満や強引さ等が自分の中に産まれ出てきて、結局は、時間の経過と共に「自分自身が不満の対象」となり、身を滅ぼしてしまいます。

人間は、受け取りたいと思う「需要」があるモノを、受け取っている(受容)
それは心の中にある「受け取りたいモノ」を手放すことで、その部分の空間が空き、やがては受け取る空間が満たされる・・・という循環です。自分の欲しいものを人の為に手放す事が出来るか・・・難しいですね!
これが出来る人を「神様」というのでしょうね!しかし、人間の目標は、常にそこにあって、毎日、瞬間瞬間、それが出来ない自分を後悔しながら、私たちは生きています。
自分の心をどうすれば満たせるのか・・・涙ぐましい努力を続けながら人間は「成長」も「後退」もしていきます。その答えは、常に自分の心の捉え方にあるんですが・・・それに気づけば、「神なる吾」とは、誰にでも手の届く目標なんですね!

⑧ 聖という字が、思いを受け取る器官「耳」と、思いを発する器官「口」、その2つが全てを動かす「王」である。と読み解けるのも納得できますね!そういえば「全て」という字も、「カタカムナの中=△の中」にいる「王」と読める。つまり、「聖・王」とは、「感覚器官の持ち主=私」だ!と云っています!スゴいです。言葉は必ず本質を表わしている・・・「王」とは、自分が王であるコトに気づいた私なのです。

今日は、つい熱くなり、内容が深くなりすぎた感がありますので読み解きの宿題はお休みします。
その代わり、できればこのメルマガを何度も読んでイメージできるようにして頂きたいと思います!
そしてみんなが命の王となって目覚め、幸せになり、人を幸せにしていきましょう!その力を私は持っている・・・カタカムナは何度も何度もそう語りかけています。

それでは前回の読み解き「いそがしい」を考えて見たいと思います。
「いそがしい」・・・伝わるモノ(イ)が、外れて(ソ)、内なるチカラ(ガ)の示し(シ)が伝える(イ)事。
数霊・・・「5+30-25+23+5=38(ヱ=届く)
形霊・・・忙(しい)⇒小(発信が、)小さくなって、 亡(発信が)亡くなる

つまり、忙しいとは、伝えようという発信が亡くなって、受信し続ける状態が、外に示されるので、「ああこの人は忙しいんだなと」、誰の目にもそれが分かる(ヱ=届く・38)
となり、形霊でも全く同じ事が読み解けます。
忙しいの「小」という字はカタカムナ(心)が、閉じている状態を顕わし、振動をチャージしている今です、
発信するときには「大」という字になります。受信する神の代表は「少名彦名」、反対に、大神、大国主、大穴牟遅神とかの神様は、発信する神々です。

カタカムナは直ぐに本を読んで分かるという単純なモノではありません。ルールに従って自分自身で何度も何度も読み解く練習をし、徐々にこれは間違いない・・・と確信できるまで続けなければいけません。
矛盾が全くないので、面倒くさいからと云って、途中で辞めてしまったら、本当にもったいないです。
真理を悟る道に、一朝一夕はないことは歴史の偉人たちが実証していますね。しかし真理が自分で分かることほど嬉しいことはありません。私も、分かっていることは皆さんに伝わるように、ドンドン発信していきます!これからもよろしくお願いします♥

連続した台風も一段落しましたね!しかし油断は禁物!
皆さんが、楽しい秋を満喫できますように祈っています!♥感謝

2022年10月:カタカムナ言霊伝道士: 吉野信子



配信日:2022年10月3日