吉野信子メルマガ2022年12月10日号【メルマガ８】：「リ」について(2022年12月10日配信)

皆様

皆さん、お元気ですか？
いよいよ師走、2022年最後の月ですね！
次第にクリスマスの飾り付けがあちこちで見られるようになりました。
私にとっても、色んなことがあった一年でした。
でもなんか、目の前の薄いベールがさっと取れて、視界がより鮮明になった気がします。
色々あるけど、何があっても、大丈夫！毎日が愛おしくて、有難い日々を送っています。
来年こそ、正念場、本当に力一杯、頑張ります！

さて12月の思念解説は「リ」で、思念は「離れる」です。数霊は「8」。

「離れる」とはどういうことでしょうか？
AとBがくっついていたら区別が付かないので、AでもなくBでもない、別の名前「C」と呼ばれるかも知れません。そしてA-B間の「繋がろう」とする意識は既に繋がっているのでなくなります。

しかし、AとBが引き離されると、その瞬間から、2つの区別が明らかになり、AはBを、BはAを、意識し出します。「離れる」とは、そういうことです。離れているモノの間には「繋がり」という意識が働いています。

単純に「離れる」とはネガティブな言葉だと思いがちですが、そうではありません。
ソ（30・外れる）、リ（8・離れる）が48音の中で最もエネルギーが強い言葉です。
物質的に繋がっている状態「A＋B」では、両者のエネルギーは動きませんが、
AからBが物質的に離れると、その距離に反比例して、見えない意識エネルギーが繋がり出し、引き合う状態となります。宇宙のシステムが循環なので、その力が飽和したときには又、必ず近づく方向に進み始める。

「離れる」とはそういう意味です。なので、悲観も楽観も必要もありません。
宇宙はトーラスなので、内側にいるモノが「離れる」とは、通常、外の世界に出てくるコトを意味し、外側にいるモノは、内側に入る事を意味しますが、たまに、言葉によっては内側で距離を取る。外側で距離を取るという意味になることもあるので、言葉の音の順番を大切にしながら読み解いてくださいね。

それでは早速練習しましょう。

理想（りそう）→離れて（り）、外れて（そ）、生まれ出るモノ（う）

この場合は、現場から離れるという意味ですね。理想とはそこにないものを、現実と切り離した状態で、生まれ出すモノだと言うことです。
数霊は、8+30+19＝57（伝わる調和）
・・・調和とは、ない部分を埋め合わせて円満にするということなので、凸にとっての凹、凹は今、現実にはない、しかし必要だと感じて語るとき、それを理想というのですね。
57の数霊を持つ言葉は「意識」があります。

料理（りょうり）→　離して、新しく生みだして、離すコト

（り）離して　―　材料などを切って、
（よう）新しく生みだして　―　味付けしたり熱を加えたり、
（り）離す　―　皿に盛り付けて出す
イメージできますね！数霊は、8+4+19+8＝39（ヌ・突き抜く　―　料理とは、熱を加えて煮たり、かみ砕いて食べることができるように加工すること）

針（はり）→引き合い、離すモノ

（は）引き合い　―　布を針で引き合いながらたぐり寄せ
（り）離すモノ　―　糸を着けた針を引き抜くモノ
この針は縫い針をイメージしましたが、そのまんまですね！　数霊は、42+8＝50（伝わるそのモノ）。
ゼロはこの場合「そのモノ」と訳すと理解しやすいです。針が通るところがゼロ点でもあるので
「ゼロ」と訳してもOKです。
針とは時計の針もあります。時間を引き合って、次々と離れていく。常に時間を伝えています。

はさみ→引き合って、遮る、実体

（は）引き合って　―　ハサミの2つの刃を引き合って
（さ）遮る　―　紙や布を遮る＝切って離す
（み）実体　―　実体
　　　　これも分かりやすい例ですね！数霊は、42+28+3＝73（調和する実体）
ハサミとは、2つの刃がずれないように、ピッタリ調和する実体ですね。ちゃんと調和すれば、
何かを切り離す事が出来る。ハサミが調和すると、その間にあるモノが不調和になって切れる。
面白いです。ちゃんとハサミの実体の方を顕わしていますね。

このように、キチンと読み解いて、それがどういうことを言っているのかをイメージしてみることです。
イメージできない場合は、理解しているとは言えません。私も、読み解く際には、先ずそのイメージを図にすることがよくあります。その過程で、次第に物事の本質を見る目が鍛えられていきます。
宿題は、ありませんが、今月は、ご自分で「リ」の付く言葉を3つ探して、イメージしながら読み解いてみて下さいね“！
それでは、皆さん、メリークリスマス♥
そして、ハッピーニューイヤー♥感謝

2022年12月：カタカムナ言霊伝道士：　吉野信子