吉野信子メルマガ2023年01月15日号【メルマガ9】:「テ」について(2023年1月15日配信)

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WRITER 吉野信子
カタカムナ伝道士
カタカムナ言霊伝道士。 2012年、カタカムナ ウタヒ5首6首にある日本語48音の思念を発見した。 言葉を読み解くツールとして48音の言霊を優しい言葉で表現。 「カタカムナ48音の思念表」として一覧表にし発表した。 又、カタカムナ ウタヒ5首6首...

皆様

皆さん、お元気ですか?
いよいよ2023年が明けました!
2023年を数霊で読むと、「時間をかけた愛の年」となります。
色んな意味で、それぞれが、思いのこもった一年となるコトでしょう。

さて1月の思念解説は「テ」で、思念は「発信・放射」です。数霊は「9」。
私も今年はこの「テ」の「発信放射」に命をかけたいと思います!(笑)
「発信」とは一体、どういう意味でしょうか?
発信するとは、受信するモノがいるということです。受信者に向けて、何かの情報(言語)を発信し、影響を与えるコトを意味しています。(このメルマガが正にその発信ですね!)

では「放射」とは一体何でしょうか?
それは根源の一点から、3次元球体状に、スゴいスピードで広がるエネルギーのことです。根源が外側になります。その代表は光のエネルギーといえるでしょう。光は、一点が光れば、上下左右前後、周りがすべて明るく照らされます。つまり発信・放射とは、「何らかの意図を持って全方向に瞬時に広がるエネルギー」と理解することができますね。
もしそれが破壊・殺戮という意図を持てば、「爆弾」になり、
照らし出す、明らかにすると言う意図を持てば「光」になり、
生命を愛おしむ意図を持てば「愛のエネルギー」になります。
とにかく他を圧倒するような絶対的に強力なエネルギーの爆発です。
アマ「テ」ラスの「テ」とは正にこの太陽エネルギーの爆発的放出を意味しています。

「テ」の数霊は「9」。同音異義語は同じ本質を持つと言う法則から、「キュウ」とは「球(体)」を顕わします。
発信放射とは常に三次元球体状に広がるエネルギーを持っています。点が大きくなり球体になる。だから太陽とは「太る」という字が付いています。太占の「太」も根源が三次元空間を創るという意味です。
又9は「ク」とも読みますね。その時は「ク=引き寄る」という意味を表しています。球体とは、常に中心の一点から、外側に引き寄った形だからです。すべての広がりが中心点から出ています。
又、「ヒフミヨ・・・コト」の「コ」とも読みますね。その場合は「コ=16」の思念「転がり入り、転がり出る」という球体エネルギーの渦の動きや、転がる性質を顕わします。

いずれにしても、「テ」を顕わす「9」とは、球体の中心点から出るエネルギーの本質を指し示しており、どの読み方をしても、そこに全く矛盾がないことに驚かされます。

だとすれば、私たちの手(テ)は、そんな強烈なエネルギーを発信放射するトコロなのでしょうか?
昔から、痛みや傷を癒やすトキに「手当て」をすると言ったのは、手から癒やしのエネルギーが発信されていると言う認識を日本人が持っていたからに他なりません。「手かざし」という手段で病気などを治癒する方法もありますが、そのエネルギーが愛から発信されている場合、有効と言えるかも知れませんね。
このように、「テ」の思念、「発信放射」とは強力な爆発力、中心から出て外を包み込む、つまり内が外になる反転の力を意味しています。

それでは早速、「テ」を含む言葉を、思念と数霊と形霊で読み解く練習してみましょう。

天皇(てんのう)→強く発信放射して(テン)、時間をかけた(ノ)モノから、生まれ出るモノ(ウ)。となります。強く発信放射してとは、「光などがその輝きを放出して」という意味で、放出しながら広がって、時間をかけると「光を失って夜の闇」になりますね。光が時間をかけたモノとは夜のことです。
その夜の闇から「生まれ出るモノ」とは旭日ですね。つまり天皇とは「旭日」だと言っています。

数霊は、9+48+20+19=96(9=空、6=無)と読めます。9と6は反転すると同じ形になります。
これは天皇とは空と無を循環させる存在だと言うことを示唆しています。空とは何か無とは何かは又、別の機会に考察することにします。
つまり、96とは勾玉の形、陰陽の形を顕わしていることに気づくでしょうか?☯  
ちなみに「勾玉」の漢字を良く見ると「ク(9)+ム(6)」が玉である。と言っています。
つまり、天皇とは、(太陽エネルギーを)発信放射(9)して、それを受容(6)する存在である。と言っているのです。発信放射するのは「太陽」の存在であり、それでは受容するとは?・・・それは「月」の存在です。
思念読みで顕わされたように「時間をかけた夜の闇」に太陽の光を受容しているのは「月」の存在です。
夜に月が明るいのは、隠れた太陽の光を受容した姿です。
つまり天皇とは、「太陽と月」の両方を顕わしているコトが分かります。そしてそれが仏教で言う「空と無」の関係であるコトも・・・それを陰陽といい、勾玉と言っている。勾玉が一つしか無いのは、半分が陰(月)となって見えないけど玉(球体)」であると見ているからです。アマテラスが女性神とされたり、ホツマでは男性神とされたりするのは、アマテラスが両性具有の神であるからなのかも知れません。
「太陽」を読み解くと「分かれた(タ)、陰(イ)、陽(ヨ)が、生まれ出たモノ」となります。
そして、「タイヨウ」の数霊は「26+5+4+19=54」で「陰陽」となる。
つまり、天皇とは、昼と夜の太陽、日と月のことであると言うことが分かるのです。
今回も熱く語ってしまい、他の読み解きができませんでした。ゴメンナサイ!
宿題は、ご自分で3コ「テ」の付く言葉を捜して、読み解いてみて下さい。
どうか、皆さんの読み解く力がグングン育ちますように・・・祈りを込めて、
今年もよろしくお願いします!♥感謝

2023年1月:カタカムナ言霊伝道士: 吉野信子



配信日:2023年1月15日