吉野信子メルマガ2023年03月10日号【メルマガ11】:「ク」について(2023年3月10日配信)

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WRITER 吉野信子
カタカムナ伝道士
カタカムナ言霊伝道士。 2012年、カタカムナ ウタヒ5首6首にある日本語48音の思念を発見した。 言葉を読み解くツールとして48音の言霊を優しい言葉で表現。 「カタカムナ48音の思念表」として一覧表にし発表した。 又、カタカムナ ウタヒ5首6首...

皆様

皆さん、お元気ですか?
春風が心地よい季節になりましたね!花粉はたくさん飛んでいるようですが、春の花が一斉に開花しています。コロナでマスクをしなくても良くなりつつありますが、私は外に出るときは花粉症対策のため必ずマスクをして出かけるようになりました。

今回の思念解説は「ク=引き寄る」で、数霊は「11」です。

「マスク」の言葉にも、この「引き寄る」という思念を持つ「ク」が入っていますね。
それでは早速、マスクを思念で読み解いてみましょう!

「マスク」 ⇒受け容れるモノ(マ・受容)が、一方方向に進む(ス)モノに、引き寄る(ク)

正に、マスクが、出る息をカバーをして受け止める様子がイメージできますね!
ここから、マスクの目的が、自分の出る息を覆うモノ、つまり、他人に迷惑をかけないように、装着するモノであることが分かります。

数霊では、マスク=6+21+11=38(ヱ・届く)

となり、マスクは口を直接覆うので、出る息や飛沫などにくまなく届くモノであると言っています。
カタカムナの数霊で言葉を読み解くことで「マスク」とは、「出る息に届くモノ」で、「それらを受け止め、受容する=吸い取る」モノであるという定義が、ハッキリと現れてきます。逆にそれらを満たしていないモノはマスクと呼べないと言うことですね!

それでは、数霊11番の「ク=引き寄る」の「引き寄る」とは一体どういう動きでしょう?
ここに「私A」と「友人のBさん」が距離を置いて立っているとします。
主語が私Aの場合「ク=の引き寄る」とは、私Aが友人Bさんに近づいていくことです。
反対に、主語が私でありながら「私A」の方に、「友人Bさん」が近寄ってくる場合は「グ=近寄られる」と濁音になり、思念は受け身で表現します。

例えば、Web検索で有名な「Google/グーグル」を読み解くと、同じ音が重なる場合は、その行為が次々と連続で起こることを顕わすので、「次々と引き寄られ、続ける」という意味になります。「ル」は、「止る・留まる」という意味ですが、連続する行為が前にある場合は「その行為が留まり続ける」という意味になり、結果「続く」という意味になるのです。

Google/グーグル⇒「次々と引き寄られ続ける」サイト

とは、正にそのものズバリ!世界一のweb検索サイトならではの名称です!グーグル社がこの思念の読み解きを知って、この名称にしたのではないことは明らかです。なのに、創始者集団が、こういうサイトを作ろうと意図すると、「グーグル」という名前が浮かび、カタカムナで読み解くとハッキリとその意図する本質が顕わされてくる・・・本当にスゴいことです!

今度は「ク」と「グ」が両方入っている言葉、「クルージング(船で周遊すること)」を読み解いてみます。
設定は船と乗船客なので、

(船から見ると)船が引きより、しばらく留まると、内なる示し(船内は)、(乗船客に)引き寄られるコト

(乗船客から見ると)乗船客が船に引きより、しばらく乗船すると、みんな(岸へ)と引き寄せられる(下船する)コト

となります。両者とも、遊覧船があちこちのスポットに訪れ、乗船客が乗り降りして楽しむ様子が、読み解きにありありと描写されていますね。伸ばす「―(棒)」は、比較的短い時間の流れを顕わします。
又、「ン」は、この場合、掛る音が前の「ジ」なので、「ジン」と言えば「乗っている乗客全てが」等のように、乗客(又は船内空間)を強調します。このように、言葉は正確にその本質を表し、それは外国語であろうとも、日本語48音に顕わされれば、どんな言葉でも読み解けるのです。正に「言葉は神」を実感しますね!

数霊で「クルージング」は、「11+12-23+48-11=37」で、「ユ・湧き出る」となります。

クルージングしている様子を上から俯瞰して眺めているとすると、それは正に、経由地に到着した度に、乗船客が船から湧き出ては、船内に戻り、湧き出ては戻るというイメージ・・・正に時の経過と共に、船から湧き出る、そして岸から湧き出る。クルージングの特徴を端的に表現していると思います。

数霊の計算の仕方は、もうご存じかも知れませんが、濁音はマイナスで計算します。言い換えれば、濁音以外の48音は全てプラスで計算すると言うことです(破裂音、拗音なども含む)。伸ばす棒音は数には含みません。最後に日本語で、「苦労(くろう)」と言う言葉を読み解いてみましょう。

「くろう」⇒引き寄る空間を生み出す。

と成ります。苦労するとは、中に空間が生まれることにより、エネルギーが入ってくるコトだと分かります。
エネルギーが増えるなら喜ばしいことです。命の空間に、どっと苦労と感じる悲しみや悩みが引き寄ってきますが、これは、エネルギーが充電された状態になると言うことです。色々の感情が沸き起こり、大きな力が発揮でき、成長できる状態ですね!だから、昔から偉人と呼ばれる人の人生は、波瀾万丈であるコトがほとんどですね。要は負けなければ、大きな力を生み出すチャンスになると言うことでしょう。

数霊は「くろう=11+34+19=64」64とは、46(ネ=充電する)の逆数なので「放電する」

となります。つまり大きな力が、湧き出る状態ですね!又6と4に分けて読むと「受容が新しくなる」となり、内外で逆転します。自分の空間に受け入れた苦労は、反転を起こして(幸せとなって)外に出て行くと、この言葉が表しています。苦労を知った人こそ有り難さや幸せをより深く感じる事が出来ますね!

形霊で見ると、「苦労」⇒「サ+十+口 : ツ+ワ+力」

遮られて、閉じた(統合した)空間に集まる、調和するチカラ」となり、苦労に応じて乗り越える力が湧いてくると読み解けますね!どんな苦労と思えることでも受け入れて、諦めなければ、成長の糧としていけるのだとの真理を言葉は教えてくれています♥

皆さんも読みトキは難しいと途中で諦めることなく、興味を持って練習していただくことで、いずれは全てを見通す目を持つことができるようになると私は思います。私も頑張ります!
それでは今回はこれで・・・次回は「ル」を解説します!どうぞお楽しみに!♥感謝

2023年3月:カタカムナ言霊伝道士  吉野信子



配信日:2023年3月10日