吉野信子メルマガ2023年04月12日号【メルマガ12】:「ル」について(2023年4月12日配信)

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WRITER 吉野信子
カタカムナ伝道士
カタカムナ言霊伝道士。 2012年、カタカムナ ウタヒ5首6首にある日本語48音の思念を発見した。 言葉を読み解くツールとして48音の言霊を優しい言葉で表現。 「カタカムナ48音の思念表」として一覧表にし発表した。 又、カタカムナ ウタヒ5首6首...

皆様

桜が咲き、散り、花粉症を除けば、一年で最高の美しく爽やかな季節がやってきましたね!
日本では、すべてが新しく始まる4月です。
日本が何故、4月始まりなのかというと、数霊4が「ヨ=新しい・陽」という思念を持つからなのです! 

光がこの世を照らすとき(現世にでるとき)、4(陽=父)は必ず5(陰=母)と繋がって、九(○球体)と成っています。この陰陽が統合(九が十になると)すると、その中から新しい命の「1(10⇒1+0=1)」が生まれ出てくる。「イノチ」とはこの「1=イチ」の真ん中に「ノ=時間をかける(寿命)」が入ったモノなのです。
ピカピカの命の一年生ですね!「4」は「5」と統合して「1」を産みだす・・・これが「命のコトワリ」で、これを九九理姫(九十九のコトワリ)と言います。カタカムナ学校で学んできた方々はピンと来ましたか?

最初から、なんか難しいことを言いましたが、実は、私たち人間は、気づきの速度を速めなければいけません。このカタカムナの宇宙法則にもっと早く気づいて欲しい。・・・だから、難しい、聴いても分からないと愚痴を言うだけではなく、自分なりによく考えて、ドンドン落とし込んで行って下さい。人間の覚醒スピードがこれからの地球生命の存続を決定づけるのですから。

さて、今回は言霊「ル」で、思念は「留まる・止る」です。数霊は「12」です。

カタカナの「ル」は破字にすると「ノ+レ」ですね。そのまま読むと「時間をかけて、消失する」と読めます。
それは、ルの思念と全く同じ、「留まると止る」のです。動いているモノが同じ空間に留まり続けると、しばらくは動き続けますが、やがて振動が飽和し、パンパンになり止ります(=時間をかけて、消失する)ですね。
この状態では動きは止っていますが、実はエネルギーは最高の状態で、一触即発の爆発エネルギーを秘めています。「ル」とはそんな状態、一瞬、静止している「今」の状態を表しています。つまり、「イ=陰凹のマ」に統合している「陽凸」は止っている。それは、「イザと言う瞬間は凪(イザナギ)」です。

一体何を言ってるの?と思われるかも知れませんが、イメージしながら何度も考えて見て下さい。
又、ひらがなの「る」の形霊は、「ろ」+突き抜けない「の」ですね。
ろ=空間+の=時間をかける(今から過去になるの意味だが、突き抜けなくて今の中に止っている状態)
で、「る」は、カタカナの「ル」と同様に、空間に閉じ込められたエネルギーの状態「凪」を顕わしています。

これは、冒頭に述べた「九十九の理」・・・九から十にいって、一を生み出し九に戻る「コト⇔トコ」の瞬間で、エネルギーが止っている状態を顕わすのです。

ずいぶん古い歌ですが、由紀さおりさんの「夜明けのスキャット」という高音が美しい歌をご存じですか?
ルルルル~ルルルル~とほとんどが「ルー」で表現され、その歌詞の内容は、「愛し合う二人の世界の時計は止るのよ~」と歌っています。「統合する二人のトキは止まる」それは自然に「ルルルルル~」と言う音で表現したくなるのですね!正しく、言霊が宇宙の真理だからではないでしょうか。

それでは、幾つか読み解く練習をしてみましょう!
「ル」の付く言葉・・・なかなか少ないのですが、例えば「夜(ヨル)」はどうでしょうか?

夜(ヨル)

新しいモノ(ヨ)が、留まっている(止っている・ル)・・・つまり、翌朝が留まっている状態を「夜」というのですね。

数霊:ヨル⇒4+12=16・コ(転がり入り、転がり出るモノ)・・・夜とは反転して、いつの間にか暗くなり、いつの間にか明るくなるモノですね。

ルール

留まる(べき)モノ(ル)に留まる(ル)⇒「ルール」とは、逸脱してはいけない、護るべきモノだ。という意味が現れていますね。

数霊:ルール⇒12+12=24・レ(消失する)⇒これは一体?ルールとは消失するモノだ・・・とでます。ルールを作るとそれを破る人が必ず現れ、新たなルールができる・・・結局人間はそれをくりかえしているのでしょうか?面白いです。そういえば、世界には数限りないルールが作られてきましたが、何千年も何万年も維持されているルールとは一体あるのでしょうか?
そう考えると、ルールとは「消失するモノ」という数霊も納得です。
結局、残り続けるモノこそ「真理」と呼ばれるものなのでしょう。

留守(ルス)

留まるモノが(ル)、外へと進む(ス)⇒なるほど、留守になりますね!
スとは「一方へ進む」という思念ですが、内側にいる場合は「(内から)外へと進む」となります。

数霊:ルス⇒12+21=33・モ(漂う)⇒12の「留まる・止る」の逆数が、21の「一方へ進む」で思念も意味が逆になっていますね。そうして合計数が「33=漂う(行ったり来たり)」と言うことは留守をするとは「出たモノは又帰ってくる」という真理を顕わしています。帰ってこない場合は「留守」という言葉は使わないはずですね。
言葉を思念で読み解くと、いつもその本質に気づかされます。本当に面白いです!♥

それでは今回はこれで・・・次回は「ム」を解説します!
どうぞお楽しみに!♥感謝

2023年4月
カタカムナ言霊伝道士  吉野信子



配信日:2023年4月12日