吉野信子メルマガ2023年05月14日号【メルマガ13】:「ム」について(2023年5月14日配信)

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WRITER 吉野信子
カタカムナ伝道士
カタカムナ言霊伝道士。 2012年、カタカムナ ウタヒ5首6首にある日本語48音の思念を発見した。 言葉を読み解くツールとして48音の言霊を優しい言葉で表現。 「カタカムナ48音の思念表」として一覧表にし発表した。 又、カタカムナ ウタヒ5首6首...

皆様

皆さん、お元気ですか?
今回の思念解説は、言霊「ム」で、思念は「広がり」を意味し、数霊は「13」です。
ヒフミヨイムナコトという「一~十」までを数える、日本特有の数詞の中で「ム=六」の意味を持ちます。
又、「ム」を漢字で表すと「無」となります。これは般若心経の前半に「空」の字が「7コ」出てくるのに対し、その後に出てくる「無」の字が、何と「21コ」もあり、「空」の3倍の数があることで、宇宙の中でも「無」の概念がどれ程、本質的であり、大切なモノのかを伺い知ることができます。
このことから、「無」という概念を知るためには、空と無を対比して理解する必要があると思うので、今回はとても重要なコンセプトであるため、少し解説が難しくなるかも知れませんが、お許し下さい。

ちなみに「空(クウ)=9」を意味しています。これは同音異義語の本質は同じであるという原理から、
言えることですが、又、漢字を破字にして読み解くと、それがいっそうハッキリします。

空⇒「生まれ出て(ウ)+八から(八)+うつるモノ(エ)」

と読み解け、生まれ出てとは「1」を意味するので、「1→2→3→4→5→6→7→8」から移るモノは「9」ですね!「空=九」です。
又、九は「キュウ」とも読むので、これも「同音異義語の本質は同じ」という言霊の原理から
「空=九=球」と考えると、空とは球体(玉)であるコトが分かります。
思念では、「クウ⇒引きよるモノが生まれ出るコト」、そして、
「キュウ⇒エネルギーが湧き出し生まれ出るコト」となり、両方とも、中に引き寄っていたエネルギーが、外へと生まれ出るコトを表していますね。つまり、内側から生まれ出た「外の光の世界」です。
空(クウ)」とかいて、「空(そら)」と呼びますが、私たちが暮らしている外の空間を「クウ」と言っているのですね。そして空を意味する大気圏とは光の世界で、よく宇宙空間から写した地球の写真を見るとそれは、大地を薄く包み込んでいる球体状の空間であることが分かります(玉)。
この大気圏内のみが太陽の光が輝く空間ですね。なぜならその外側は宇宙の闇が広がっているのですから。
つまり、地球に届く太陽光を輝く光に変えているモノは、地球の内部から生まれ出ている振動であると言うことが分かります。

次に「無」を破字にして読み解くと、

無⇒時間をかけて(ノ)、圧力を受けて振動(二)する、陽(1111=4)の、根源から出る(一)
、、、、(陽=4=陽光)それは、「無い」と言っています。
少し難しいのですが、これは無という「漢字の書き順」通り、読み進めています。
ニは、カタカナの「ニ=圧力」と数霊の「2=フ」をかけて読み解いています。
「1が4つ」ある。「点が4つ」あると言うことは、「4=ヨ=陽・新しくなる」を表していますが、全体を「ム」と言うとは、それが「無い」のだ。と言っているのです。つまり、内側の闇の世界です。
カタカムナでは「闇と光は同じモノ」と捉えます。内側に押し込められ、圧力で動けなくなった闇の状態の光を「無」と言う言葉で表しているのです。つまり、「ム」の思念である「広がり」とは、「ゼロ=0」の○の中に閉じ込められた振動が圧迫された動けない核空間(闇)のコトです。「広がり」の漢字も中に「ム」と書きますね。なので「闇」とは「門の中に音(振動)を閉じ込めている」とそのまま書いてあるではありませんか!最も高い爆発力を秘めている、ゼロパワー・・・つまり○のゼロ空間に動けないで一つに纏まった状態とは・・・つまり、カタカムナの紋章「㊉」を表しています。
「ム」の思念が「(0の中の)広がり」であり、数霊13とは⇒「10+3」で「統合するメの実体」であり、「カタカムナ」の数霊の「103」と同じ本質を示しています。

又、ムとは「牟」とも表せ、この破字を読み解いても

牟⇒「ムの広がり」の下には「牛(うし=生まれ出る示し)」がいると読み解け、ゼロの中には、「2本の角を持った怪力の牛」が、今か今かと満を持している外に飛び出そうとしている様子が想像できますね。これこそ地下に追放されたと言われる「スサノヲの力」で、スサノヲを「午頭天皇」と呼んだり、ヒンズー教などで「牛」を「神聖なるモノ」として崇める信仰は、「ム」が「うし=命を産み出す仕組み」と捉えられているからなのでしょう。

又、「ムの実体(ムノジッタイ)」を数霊で計算すると「85=離れて伝わるモノ」となり、実は、「アマテラス=85」の数霊と同じになります。

「同じ数霊の本質は同じ」と言う数霊の原理から、このゼロエネルギーは、闇の世界(岩戸屋)から天照を出す・・・という天岩戸開きの神話と繋がっていることが分かります。つまり産み出す子宮のゼロの世界に住むスサノヲという闇が、反転して出てくると太陽の光を放つ「天照」になると言うことですね!高天原の誓約(ウケイ)で二人が結ばれ、子どもを産んだと言う神話の意味はそれを暗示していたのではないかと思われます。

「ム」を表す漢数字の「六」は、実は六芒星を表しています。

よく見て下さい!「六」という形から、それを読み取ることができますか?六芒星とはカタカムナウタヒにも登場する「マカバ」の意味であり、それは「ココロ」を表しています。「ココロ=転がり入り、転がり出る空間」でマカバとは、逆回転するゼロ空間のコトです。実は「ムー大陸」が復活することとは、カタカムナ文明が復活することであり、それは物質文明だった現代社会に「心の文明」が蘇ってくることを意味しているのだと私は思います。

又、数字の「勾玉」の形は、数字の「6(無)と9(空)」を表しているのです。

「陰陽の☯」形、「巴紋」の形も同じです。「勾玉」の「勾」の字を破字にすると「ク(9=空)」の中にある「ム(6=無)」という玉(球体)である。と読み解く事が出来ますね!
勾玉の「6と9」の数字が、「無」と「空」を表し、無の内から空の外側へとエネルギーが、凝縮から開放へと循環するコトにより、すべてのモノが存在している。この9と6の差である「3=光」が移動することにより、6+3=9となり、9-3=6となり、循環を維持している。この命のシステムを「3・6・9」と言うと読み解けます。

縄文人は何故、勾玉を大切にしていたか?それは彼らがこの原理のすべてを知っていたからではないでしょうか?・・・「言葉は神であった。すべてのモノは言葉によって成った」とは聖書の一節ですが、本当にすごい世界です!
今回は、解説が長くなりましたので「ム」の付く言葉の読み解きは省略させて頂きます。各自で、読み解いてみて下さいね!カタカムナの世界は本当に奥深く、面白いです!この真理を世界に広めること・・・これが私のこれからの人生の目標です。

最後に、より詳しくカタカムナの真理を学びたい方々へ・・・4点ほど大事なお知らせがあります。

① 吉野信子先生の 【全ての扉を開ける鍵】カタカムナ講座
https://katakamu-na.com/event-38.htm

カタカムナ学校が休校になった今年、最新のカタカムナの真理を学べるまたとないチャンス!
オンラインでも学べます。世界からアクセスできるカタカムナセミナーです!
皆さん、この機会に是非、「宇宙の真理・カタカムナ」を学んでみられませんか?

② カタカムナ・倍音・発酵・植物の力で宇宙調律! 2Daysワークショップ in 沖縄EMホテル
https://katakamu-na.com/event-42.htm

先ずは、6月28日、29日に開催される「沖縄EMホテル」での「カタカムナセミナー」と「音楽イベント」、そして植物研究家の石垣島のハッちゃんの薬草園フィールドワークなどのお知らせです。
沖縄は「ムー大陸」発祥の地だと私は感じています。沖縄でカタカムナを語ること・・・今回の思念「ム-」を蘇らせるためのイベントです!詳しくは上記URLからご覧下さい!

③ 7/8(土)吉野信子カタカムナ講演会&カタカムナウタヒスペシャルライブ
https://ai-hikari-project.hp.peraichi.com/20230708fukuokamomochi?fbclid=IwAR2rEtSk04JSP1qPtjkUkIq-Yy-To9_XaEpB7kS3fxHGR3kvLa7BDzlz-z4

7月8日、福岡で初の「吉野信子のカタカムナセミナー」が開催されます!同日夜は、シンガーソングライターの「今村夕喜さん」の「カタカムナウタヒ・ライブコンサート」が開催されます!
「7/8(土)吉野信子カタカムナ講演会&カタカムナウタヒスペシャルライブ」お近くの方は是非!

④ 最後に、残念ながら、イベント・キャンセルのお知らせです。
6月6日、7日に予定されていました「芦屋セミナーと六甲ツアー」のイベント(下記URL)はキャンセルとなりましたので、心よりお詫びをし、お知らせさせて頂きます。
カタカムナ・フィールドガイド付きワークショップ in 芦屋ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート 講師:吉野信子 入口初美 キャンセル

それでは今回はこれで・・・次回は「ナ」を解説します!
どうぞお楽しみに!♥感謝

2023年5月
カタカムナ言霊伝道士  吉野信子



配信日:2023年5月14日