吉野信子メルマガ2024年05月17日号【メルマガ25】:「カ」について(2024年5月17日配信)
皆様
皆様、お元気ですか?
5月1日はカタカムナ学校の入学式でした。
たくさんの入学者をお迎えして、ようやく、少しずつ授業が始まりました。
この一年間、新しい皆さんとのどんな出会いが待っているのか?ワクワク、ドキドキ、でもきっとこの出会いは宇宙にとっても意味があるはず・・・楽しみです♥
それでは今回は、言霊「カ」の思念解説をさせていただきます。
「カ」の思念は「チカラ(重力)」で、数霊は「25」になります。
チカラとは、「対象物を内側方向に押しつける圧力」であり、「重力」と言い換えるコトができます。
逆に引っ張る方向から見ると「引力」です。
又、カタカムナの「同音異義語の本質は同じ」という言霊の法則から言うと、
重力・・・つまり「重いチカラ」とは「思い(の)チカラ」であるとも言えるのです。
思いを込める、祈る、思いの言葉を発するetc.の行為は、カタカムナの思念から見ると、すべて重力の法則が働いており、対象物を動かす力を持っていると読み解けます。だから私たちが心を込めると、その対象の人間(or物質)に重力作用が働く・・・そうして思いが繋がって行く。
これは量子力学的に言うと、「意識が量子もつれを起こしている」と言えそうです。
見えない世界と見える世界を繋ぐモノ・・・それが重力なのでしょう。地球上の重力場は地域によって違っていると言います。赤道に近いほど地球の重力は小さくなるので、宇宙に飛び出すには好都合という理由で、JAXAの宇宙ロケット発射台は日本でも「種子島」という南の島に置かれているようですね。又、世界的に観測しても、日本は重力が強く働いている場でもあるようです。それだけ、日本人は強い思いを抱いて生きている人々が多い国なのでしょう。
しかし、最先端の理論物理学界では、重力は実際には存在しないという「ホログラフィック理論」が注目を集めています。3次元は2次元で理解でき、重力は存在しない・・・という理論らしいですが、カタカムナの、意識(思い)が重力を存在させているとすると、難しいことは分りませんが、相通ずるモノがあると感じます。
これ以上、重力に深入りすると100ページ書いても足りなくなるので、この辺にします。なぜなら「カタカムナ」の「カタ」とは重力を分けるモノ(=膜)を意味し、カムとはその分けられた重力空間を意味するからです。又、カミ(神)とは「重力(カ)の実体(ミ)」と読み解けるので、大変です!
数霊に行きます。「カ」の数霊は「25」です。2と5で分けると「振動が伝わる」モノが「チカラ(重力)」だと言っています。又「25=5×5」で顕せるので、次々と伝わるモノ(5)が捻れて掛け合わさる(×5)様子がイメージできます。その渦の進む方向を重力というのでしょう。
それでは読み解く練習をしましょう!
傾く(カタムク)
思念 : チカラ(カ)が、分れた(タ)、広がり(ム)が、引き寄る(ク)
* テーブルの下を想像してみてください。テーブルを支えている4本の足は重力(カ)を分かち合っていますが、その分れた1本か2本(3本も可)の(タ)支えている空間(ム)が床に引き寄る(ク)とテーブルは傾きますね!
数霊 : 25+26+13+11=75(調和が伝えるモノ)
* 「カタムク」とは亡くした一本か2本の足の代わりにテーブルの角が重力を調和している状態ですね。なるほど、傾いている状態とは、これで「調和できてるよ」と伝える絶妙なバランスの取れた形なのですね!
勝つ(カツ)
思念 : チカラ(カ)を、集める(ツ)
* 正にその通り、「勝つ」とは、「力を集中させた方」が勝利する!・・・どんな対決も「本来持っている力の差ではない」と言うことですね。ちなみに「負ける」とは「受容(マ)から放出(ケ)し続ける=止まる(ル)」・・・となり「力を集める(勝つ)」とは真反対となりました。
数霊 : 25+44=69(受容から発信放射)
* 溜めた力を、一瞬にして吐き出す瞬発力(発信)・・・それが受信する方に伝わるので勝つのですね。
ちなみに「負ける」の思念「受容から放出し続ける」とは、エネルギーの容れ物から自発的に漏れ出る感じでしょうか。消耗して対戦相手には届かないエネルギーですね!「負ける」の数霊は53「伝わる(5)実体(3)」。それが「負ける」結果となる。カタカムナでは善悪を意識した読み解きはないので、ひたすらその状況を客観的に、しかも「ズバリ」と顕わします。負けた経験は次の勝利に繋がるかも知れませんから・・・
家族(カゾク)
思念 : チカラ(重力)が、外されて(ゾ)、引き寄っている(ク)モノ
* ええつ!そうなんですね!初めて読み解いたのでビックリです! 遠く離れているモノ同士は、意識が繋がると、引き合う重力が働くのですが、一緒に住んで、生活している家族同士は「家庭」という枠の中で引き合う必要が無く存在しているモノ達なんですね!つまり家族という枠内で一緒にいるけど、引き合う重力は外されている・・・だから一家の中では互いに反発し合うエネルギーが生まれるのですね!
夫婦げんか、親子げんか、兄弟げんか、と言う言葉はあっても「友達げんか」「他人げんか」と言う言葉がないのも納得です。家族とは、ある意味、引き合うモノではなく、やがてそこから巣立つ場なのかも知れないです。巣立ったときには又、引き合う重力が働くコトを祈ります!
数霊 : 25-30+11=6(受容)
家族とは「受け容れるモノ」全くその通りですね。親はどんな子どもでも受け容れますね!家族だから・・・
現実は、この本質に外れた家族も出てきていますが、こうして言葉を読み解くコトができると、「家族とは何だ?」と悩んでいる人達が、本来の言葉の意味に気付き、生き方を変えるきっかけとなり、受け容れ合う現実が生まれますように!
それでは今月はこの辺で、ご自身でも「カ」の付く言葉を捜して、読み解いてみて下さいネ!
大きな発見があるかも知れません!
終わりに
それでは、来月は言霊「タ」、数霊「26」の解説です。どうぞお楽しみに!
2024年5月吉日
カタカムナ言霊伝道士 吉野信子