吉野信子メルマガ2024年06月16日号【メルマガ26】:「タ」について(2024年6月16日配信)

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WRITER 吉野信子
カタカムナ伝道士
カタカムナ言霊伝道士。 2012年、カタカムナ ウタヒ5首6首にある日本語48音の思念を発見した。 言葉を読み解くツールとして48音の言霊を優しい言葉で表現。 「カタカムナ48音の思念表」として一覧表にし発表した。 又、カタカムナ ウタヒ5首6首...

皆様

六月、紫陽花があちこちで美しく咲いていますね!
皆さん、お元気ですか?

今月の思念解説は、「タ・分れる」で、数霊は「26」です。

タの思念「分れる」とは、一つだったモノが、2つになり、多数になっていくという概念ですね。実際にそうなっているのか? ここで、「タ」と読む漢字をいくつかイメージして見てみましょう。

「田」の漢字を見ると、一つの空間を4つに「分けて」水が溜まった田んぼを表している感じがします。

他人などの「他」とは、自分とそれ以外を「分ける」線引きを感じます。

「多」は、「分かれた」モノがたくさんある感じ(タ+タ⇒次々と分れていること)を表現していますね。

「太」は、平べったい二次元の平面から、三次元立体に「厚み(太)」ができると、何が分れるのか?・・・これは地球をイメージして頂くと分かりやすいと思いますが、北極、南極の極性(S/N)が生まれます。このことを「分れる」と表現しているのでしょう。なので「太極」といえば、三次元空間の仕組みのコトではないかと推測でき、ここから「太極拳」とは、三次元球体の動きを表しているのかな?と、太極拳については全く無知な私ですが、言葉を読み解くコトで、かなり自信をもって推測できます。

これらの「タ」と読む漢字を見ても、「タ」という音の共通概念は「分れる」と言えそうですね。
カタカムナ48音言霊思念表の「タ」の思念が「分れる」というのも納得出来るのではないでしょうか?

カタカムナ文字の「タ」は、「〇を線(一)で分けた文字」で描かれ、ギリシャ文字の「Θ(シータ)」と同じ形です。「シータ」という言葉を思念で読み解くと「示しが・分れる」となり、日本語の「タ」と、ギリシャ文字の「Θ(シータ)」は、意味も文字の形もほとんど同じになります。
これは、同じ音、もしくは同じ文字の思念や形が、言語の違いを乗り越えて同じ本質を顕わす一例ですが、私がこれまでに読み解いてきた数多くの文字や言葉が、実はこの例と同じ展開で矛盾がなかったのです。違う言語が同様の特質を顕わしている事実を発見したときには、思わず息が止まり、そして、数秒後、それが日本語48音に直して初めて読み解けるコトに、心から驚愕してしまうのです。「何故?何故?」・・・と、分ってはいても、この感覚に慣れることはなく、毎回そうなります。

思念は本当に不思議な世界、音が同じであれば、同じ本質を顕わす・・・と言うことは、つまり、音(振動)によって現象が起こり、形が作られている・・・と言えるのではないでしょうか?
今までにこのような視点で、言葉や文字を研究した学問が世界にあったでしょうか?
もしこれが真理であれば、言葉で出来ているこの世界のすべての謎が解き明かされるのだと私はいつも思います。この重要性に人類は早く気がつき、真摯に取り組むべきだ!と心から思います。これが、私がメルマガを書き続ける理由です。皆さんに少しでも伝わると良いのですが・・・

それでは、濁音の「ダ」はどういう意味なのでしょうか?

「タ」とは、一つモノのが、区切りで分けられている様子でしたね。つまり分けられた者同士は接触を断たれた感じではあるけど、ある意味、繫がっていたのですが、濁音の「ダ」になると、分れた者同士の間に距離が出来る感じです。意味は「(向こう側に離れて)分かれているモノ」と言う意味になるかと思います。つまり、引き離されて空間ができることを意味します。そして、濁音はどちらかというと受け身に訳し、物質化します。つまり「分けられたモノ」と言う意味になるのです。

例えば「団子(ダンゴ)」の思念読みは、

思念 : 分けられたそのモノ(ダン)が、転がり入れられた(ゴ)モノ 
* つまり、大きな団子生地をちぎって分けては、両手でクルクルと転がされたモノを表していることが分かりますね。団子生地から仕切りで分けているのではなく、ちぎって独立させたものを丸めている。それが「ダンゴ」という思念になります。 しかし、ダンスの「タンゴ」と言えば、普通は男女のペアーが接触して、一塊になって踊りますね。男女のペアーは分れていますが、距離感はあまりありません。

数霊 : -26+48-16=6(マ・受容・需要)
* 生地から必要な分量の「需要」をちぎり分けて「受容」し、丸めたモノですね

出汁(ダシ)・山車 

思念 : 向こうへ分れる(分けられた)モノの示し
* 鰹節、昆布などから取る出汁とは、本体から分れて出てきたスープですよね。 
又お祭りなどで出される山車は、本体の神様から外へと送り出された「分け御魂」です。

数霊 : -26+23=-3(出された「ミ・実体」)
* 正しく、そのまんまです!

ダッシュ

思念 : 分けられて、そこに自然に集まった示しが、湧き出る
「ダッシュ」と言う意味をネットで調べて見ると、「ハイフン (-)、マイナス (−)、enダッシュ (–)、emダッシュ (—)は全て横棒で表される文字だ」と書いてあります。つまり様々な「マイナス(-)」の形をダッシュと言うようです。カタカムナの中心はプラス㊉ですから、そこから出てくるモノが「マイナス(-)」になります。又、「ダッシュする」とは全速力のコトですから、全速力で集められた「プラス」の根源から出てくるモノという意味になりますね!ここから監獄などから「脱出する」という意味も、同じ本質を持っていると言えるでしょう。面白いですね!次から次へと繫がってしまいます。

数霊 : -26+44+23+37=78(7・8 調和が、離れる)
* 「ダッシュ」の数霊78の7とは調和=和すること、つまり「+」で、そのプラスから「離れる(8)」とは「マイナス」になりますね!全速力でゼロに近づきます。

カタカムナの思念読み、「タ」、「ダ」、そしてその数霊、形霊、いかがだったでしょうか?
それでは今月はこの辺で、ご自身でも「タ」や「ダ」の付く言葉を捜して、読み解いてみて下さいネ!
大きな発見があること間違いなしです!

終わりに

それでは、来月は言霊「チ」、数霊「27」の解説です。どうぞお楽しみに!

2024年6月吉日
カタカムナ言霊伝道士 吉野信子

メルマガの以前のバックナンバーはこちら

https://katakamu-na.com/mm_list.php

吉野信子のカタカムナ思念表は以下からダウンロードできます。

https://katakamu-na.com/surei/



配信日:2024年6月16日