吉野信子メルマガ2024年07月11日号【メルマガ27】:「チ」について(2024年7月11日配信)
皆様
皆さん、7月に入って、暑い日々が続いていますが、お元気ですか?
私も、毎日カタカムナ三昧の読み解き生活を楽しんでいます。
お互いに、夏バテなどしないように体力を温存しながら、乗り切っていきたいですね!
それでは7月の思念解説は、「チ・凝縮」で、数霊は「27」になります。
「チ」の思念「凝縮」とは、トーラスの外に広がった時空間が、再び核の中に渦を巻いて戻り、ゼンマイが堅く撒かれて、引き絞られた状態を言います。この凝縮は開放されても、反動で何度も何度も巻き戻されますが、その内にその力も次第に失われて伸びきった状態になります。それが「死」です。人間も「血(チ=凝縮)」を大量に失えば、死に至りますね。
カタカムナ文字の「チ」とカタカナの「チ」は、ほとんど同じカタチです。そしてこの形は、イエスキリストが十字架に磔られ、「血」を流している姿に似ています。「チ」の十字のてっぺんにある「ノ」のカタチは、イエスの罪状が書かれた「INRI(ユダヤの王ナザレのイエス)」という板であると見ることができます。
クリスチャンがイエスの「血」として赤葡萄酒を飲むと聞いたことがありますが、私は、同じ十字架をシンボルとするカタカムナとイエスキリストの繋がりをこの「チ」のカタチと思念から強く感じています。
なぜなら、カタカムナの教えでは、㊉の十字架とは私たちの心の中にあり、そこに張り付いているのは、自分の人生としてすべてを受け容れて、それを感じていく私たち自身だと言うのですから。
話を元に戻します。カタカナの「チ」の形霊は、「ノ」+「ナ」でできています。つまり、「チ」とは「時間をかけた(ノ)核(ナ)」となり、核がエネルギーを凝縮するまでにとても長い時間が掛るコトを意味しています。
最後までしっかり巻かれたゼンマイの凝縮は、これから始まるすべてのエネルギー源(寿命)になります。
私たちの住む地球は、思念で読むと、「(チ)凝縮した(キ)エネルギーが(ユ)自然に湧き出て(ウ)生まれ出る星」と言う意味になりますね。正に46億年の歴史から見れば、地球は、「チ」という「凝縮エネルギー=生命エネルギー」を長い年月を掛けて蓄え、生命が繁殖出来る条件を整えて、あらゆる生物を産み出してきたと言えるでしょう。
人間も、この地球の核の凝縮(チ)エネルギーから命を頂いて生きています。・・・そして自分の核の凝縮(チ)を失うコトによって、例外なく死に至ります、もちろん、地球の核の凝縮もいずれは失われ、地球にもやがて死が訪れるでしょう。生きている時間が限られているコトがハッキリしているのですから、私たちは一瞬一瞬を大切に、この生をどう生きるかに全力投入すべきですね。戦争なんて、殺し合いなんてしている場合ではありません!私たちは、殺し合わなくても、何時かはみんな死んでいく生き物です・・・
あなたも私も敵も味方も、皆、同じ死の方向に向かって歩いている・・・同じ生きているモノ同士なんです。
それでは、「チ」が付く言葉を幾つか、思念と数霊で読み解いてみましょう。
沈黙(チンモク)
思念 : (チン)強い凝縮が、(モ)漂い、(ク)引き寄るモノ
* 押し黙っている人ほど、恐く深い感じがしますね!沈黙する人は、そう易々と口に出来ない思いがあるのでしょう。正に、凝縮した思いを胸に抱いていると見ることができます。
数霊 : 27+48+33+11=119 →(11)引き寄る(9)発信放射
* やっぱり、数霊を見ても、大爆発が引き寄っていますね!
沈黙が破られるとき、大きな変化が起こりそうです。
ちなみに「119」の数霊を持つ言葉は、
「ヤハウエ=119」 → ヤハウエは聖書の最高神で、恐れ多いので、口に出してはいけないとされ、その発音が分らないままになっているそうです。このヤハウエの逸話と、数霊が同数の言葉は本質が同じであるという、「カタカムナ数霊共通の原理」から判断すると、ヤハウエとは、「沈黙」という本質を持っていますね。
これは言葉に出さない「思い」を指しており、聖書が「ヨハネの黙示録」で終わるのも、沈黙の神ヤハウエ(黙)が言葉に出さずに現象化(示)する未来記(録)、という意味があるのかも知れません。結局、現象化を起こしているのは言葉に込められた人間の「思い」であると言うことなのでしょうか。なぜなら「ココロ」の数霊と「世界」の数霊は同じ「66」です。つまり私たちが見ている世界とは、ココロの示したモノだと言うことです。正に「黙示録」ですね。
ちなみに「ハローキティ」も同じ119の数霊を持っています。日本の人気マスコットキャラクターですが、口が描かれていません。黙って聞いてくれる感じが癒しを与えるのでしょうか?
それでは次に同音異義語を読み解いてみましょう。
①父 ②乳 ③遅々 → 同音異義語
思念 : チチ→次々と凝縮するモノ
① 「父」が、「次々と凝縮するモノ」というのは・・・?と考えて、たどり着いた答えは「精子」です。父と呼ばれるからには「子どもの種(凝縮したモノ)を宿したモノ」という意味になるでしょう。
② 「乳」という場合は、出産した女性が出す「母乳」のことですね。これも、赤ちゃんが成長する為に必要なすべてが凝縮された完全食です。赤ちゃんが飲んでも飲んでも、次々と凝縮して出てきます。そしてこの乳が出る原因が、父の精子によって子どもを身ごもり出産したことによるのですから、もしかしたら父の遺伝子が、母の遺伝子の母乳のスイッチをオンにしているのかも知れません。同音の本質は必ず繫がっています。
③ 「遅々」とは、「遅々とした歩み」などのように使いますね。とっても遅くて進展がない場合の「遅々」も、「次々と縮まって前に進まない」という意味ですから、「次々と凝縮する」という思念がピッタリですね。
数霊 : チチ→27+27=54(伝わるモノが新しくなる)
* 「54」は思念で「陰陽」と読むことが出来ますね。凹+凸が隙間なくピッタリと統合している状態を言っているのでしょうが、陰と陽が伝わって統合すると、新しい命が生まれたり(父)、産まれた生命が成長して日々新しくなったり(乳)、遅すぎて新たな計画に変更させられたり(遅々)して、事態が「新しく」変化しますよね。(笑)それでは最後に「緻密」を読み解いてみましょう。
緻密(チミツ)
思念 : 凝縮した実体が集まっているモノ
*正に緻密な状態、納得ですね。
数霊 : 27+3+44=74(調和して新しくなる)
*緻密な計画とは、色んな場面を想定しているので、うまく調和して、新しいモノを生み出しますね!
終わりに
皆さん、今回の「チ」の解説、いかがでしたか?
言葉から、思わぬ法則や繋がりが見えてきて、宇宙の真理が紐解かれるような感覚、私はもうこれナシでは生きていけないほど、夢中になっています。たくさん読み解いて、その意味を考える度に、新しい発見が次々と起ります。同じように読み解きを実践すれば、誰でも人生が深くなり、そして広がる感覚を持たれることでしょう。そして読み解いた知識は、すべて自分が発見したモノ、是非、この読み解き技術、ご自分のモノにして下さいね!
それでは、8月は言霊「サ」、数霊「28」の解説です。どうぞお楽しみに!
2024年7月吉日
カタカムナ言霊伝道士 吉野信子
メルマガの以前のバックナンバーはこちら
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吉野信子のカタカムナ思念表は以下からダウンロードできます。
https://katakamu-na.com/surei/